「古材・再生素材・リサイクル」見学会報告(前編)

2011年11月12日(土)、今年の二年生の見学会も六回目を迎え、
あと、残り二回を残すのみとなりました。

今回のテーマは「古材・再生素材」。
朝7時30分に新宿に集合、小型バスをチャーターして、房総半島のど真ん中、
「君津環境整備センター」へ向かいました。
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うっそうと木々の茂る林道を登っていきます。なかなかたどり着かないので道間違えたんじゃない?と不安になっていると突如、視界が開け広大なゴミの埋立地が眼前に広がります。
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模型でみると、山間の谷間を使ってつくられた、産業廃棄物の管理型最終処分場です。
首都圏の産廃はもちろん、静岡県の浜松や茨城、宮城からも中間処理施設で処理された産廃が運び込まれてくるそうです。
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土曜日でしたが、次々と大型トラックに満載された廃棄物が運び込まれ、ブルドーザーによって均され、埋め立てられていきます。
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埋立空間の底は7層の防水層が形成され、万が一穴が開いても、自己修復性をもった層が穴を塞ぎ、ゴミを通過した汚染水が土壌に漏れ出さないようになっているとのこと。漏水を検知するセンサーも10メートル間隔で埋め込まれ、常に監視しているそうです。
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こちらは新たに建設中の埋立空間。現状の107万立方メートルの埋立可能量を200万立法メートルへと増やしているところです。底面から高いところまで51メートルの高さがあります。
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草の生えた土手の向こう側にはゴミが膨大に埋まっているという現実・・・のどかな風景ですが。
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ゴミの埋まった地面にも雨は降ります。降った雨水はゴミの中へと浸透し、ごみの中のさまざまな有害物質を含んだ汚染水として、埋立地の最下層のあたりに浸出してきます。
その水を集めて、浄化するシステムが備え付けられ、24時間稼働しています。
「電源が失われたらどうなるの?」という質問には、予備電源の発電設備が備えてあるので大丈夫とのこと。
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浸出水は4日間の処理行程を経て、水質基準値以下のクリーン度になったことを確認して近くの河川に放流しているとのこと。処理の前と後でこんなに透明度が違う・・という見本。
午前の見学はここまで。
バスに乗り込み、
車中でお弁当(セブンイレブンの特性予約弁当・・・これが無添加で、味も良かったと好評でした。)をいただき
午後の見学地、新木場へ向かいます。
途中、海ほたるで休憩。気持ちの良い秋晴れで、東京湾を望みながら潮風が心地よかったです。
小さく映っている人影は、海ほたるの最前列で写真を撮る泉校長。
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午後の見学の報告は次回へと続きます。(今回担当講師・安井正・クラフトサイエンス
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by iezukuri-school | 2011-11-16 13:48 | 報告 | Comments(0)


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