2年生「木材」探訪

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12月11日、家づくり学校2年生の授業「木材」探訪が行われました。

目指すは、福島県、栃木県、茨城県の3つの県に跨る八溝山系より産出される『八溝材』。
福島県の新白河駅に集合した我々が、まず向かったのは山林伐採の現場。
上の写真は、我々が立ち入った樹齢50年ほどの杉山。
こちらで採取される木々は、120×180㎜の梁材となるそうです。
それにしても、間伐にて手入れの行き届いた山は美しい。

目の前で、木々が切られ、倒れていく瞬間は圧巻。
その時の風向きを読み、搬出経路を確保しながら、倒す位置を決めるのだとか。
キコリの白坂さんにお話を伺うことができました。
「山を育成しながら、木々を刈る」というお言葉が、心に響きます。
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切られたばかりの切り株に触れてみると、みずみずしい!
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続いて、製材工場に移動。工場には、粗挽きされた製材が積まれております。
紺色の防寒着を着た方が、今回の木材探訪でお世話になった協和木材の松浦さん。
木材の小口に、180とか、210とか、300とか書かれているのは、梁せいを示します。
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こちらは、丸太を事前選別する機械。
コンピューター制御で、丸太のサイズや、曲がりを測定し、目的別に選別するそうです。
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こちらは、選別された丸太を、適した製材寸法を自動算出し、粗挽き製材する機械。
写真右手から丸太が入って、左手にカットされた製材が出てきます。
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こちらは、製品として出荷される前の品質仕分け作業の様子。
一本一本、人の手によって、チェックするそうです。
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木材は、乾燥が大切です。
基本的には乾燥施設による人工乾燥が主ですが、こちらの工場では天然乾燥材も扱っております。
下の写真は、今年の4月21日から天然乾燥している木材です。
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良い住宅を作るには、良い材料の供給は不可欠です。
そのためには「植林造林」「伐採管理」「製材加工」「販売流通」が一体となり、
山を守りながら、人間が自然の恩恵を享受することの重要性を再確認させられた一日となりました。

次回1月は、いよいいよ最後の授業「金属・ブロンズ鋳物と鍛鉄」探訪です。

根來宏典
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by iezukuri-school | 2010-12-14 17:36 | 報告 | Comments(0)


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