家づくり学校・第４期 ２年生「石」がテーマの第１回でした。

第３期までは「大谷石」の採石場に行きましたが、今年は「稲田石」の採石場、加工工場へ行きました。（茨城県笠間市です。）

大谷石が毎年インパクトが大きくて感動的な場所でしたが、今回の稲田石も凄い迫力でした。

「稲田石」というのは産地の名前で分類的には「花崗岩」です。「御影石」というのも産地の名前です。
写真は石に楔（くさび）を打ち付けて割るところ。くさび、「セリヤ」と言うそうです。

大谷石と異なる所は、比較的機械化されているところでしょうか？
採石場のすぐそばにこのような機械が稼動しています。

写真で分かるでしょうか？本磨き、水磨き、バーナー仕上げ、ショットブラスト、と４つの仕上げです。

バーナー仕上げの実演を見せてもらいました。これは手作業。
機械化といってもこんな作業もあります。

花崗岩って、ツルツルピカピカで堅いイメージ？お墓の石というイメージもありますが、
こんな柔らかい雰囲気に加工されたものもありました。

採石場を高いところから眺めた様子です。古代遺跡のような迫力でした。
人の手の入ったこんな風景もなかなか感動的なものです。（毎年思うことですが）

見学の最後は、テーマの石から少し離れ笠間にある「春風万里荘」へ向かいました。
北大路魯山人がアトリエとして使用していた建物を北鎌倉から移築したものです。

新宿に戻り、いえ、、戻るバスの中からビールを飲み、新宿で再度の懇親会。
受講生と講師のざっくばらんな時間でしょうか。

次回は「植木」がテーマの第２回。村田さんが引率講師です。
お楽しみに。

BUILTLOGIC 石黒隆康