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3年生「自然から考える」1回目、ゲスト講師:安田滋

12月9日、三年生の講座「自然から考える」の1回目が行われました。今回はゲスト講師として安田滋さんをお招きして、お話を聞きました。
安田さんはパッシブソーラーや簡素なローコスト住宅の設計で知られる建築家で、今は群馬の嬬恋村と東京の二拠点で設計の活動されています。写真は安田さん自ら施工された版築暖炉。
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安田さんは里山の自然の中で暮らすには、都会で暮らすのとは違った考え方が必要といいます。つまり、四季の変化をたのしみながら、虫や鳥や動物などを身近に感じたりできる楽しみがある反面、冬の寒さや雪の厳しさや、家の中に容赦なく侵入してくる虫たち、配管の水抜きといったこととも付き合っていかねばなりません。手間などを、それもまた楽しみのうちと、受け入れられる気持ちが必要なのです。
安田さんが里山の家を設計するときに、常々意識していることは、土地の持っている自然なエネルギーや特性をできる限り活かしていくこと。
建築という行為は自然破壊を担ってしまうことは避けられない。それでも自然の偉大さ、はかなさ、厳しさから学ぶことは尽きません。自然と人間との関係は対等なのだから、自然にたいして失礼のないように設計していきたいという言葉が印象的でした。
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安田さんの家に特徴的なのは、冬季のダイレクトゲインを意識した南面の大開口、家の中心に置かれた薪ストーブ、そしてパッシブ換気と床下に設置したFF式ファンヒーターの組み合わせによる暖房システム。このような住宅に到達した考え方とディテールについて、詳しくお話しいただきました。
そして最後に今回の課題について松原正明先生より出題がありました。
敷地の気候を活かしたローテクなパッシブデザインを組み込んだ家を計画するというものです。今日の講義の中にもヒントがたくあり、無理なく考えられそうな課題です。
なんと次回の会場は、この課題でこれから受講生の皆さんが考える敷地で行うとのこと。
そこには松原先生が設計した家が建っていて、見学も兼ねてそこで課題の講評会を行うのです。楽しみですね。
by iezukuri-school | 2012-12-15 15:48 | 報告 | Comments(0)


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