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第11期 1年生 第三回「環境から考える」

夏らしくなってきました。
7月28日(日)昨日は1年生の第三回「環境から考える」の授業が行われました。
近年の定番授業で、講師はYMOの山田浩幸先生半田雅俊設計事務所の半田雅俊先生です。

設備設計者である山田先生からは、建築家との仕事で思うことを話して頂き、大変興味深い内容でした。
本来、計画のスタートから設備家とコラボレーション出来ればもっと上手く行きそうですし、設備家と一緒に仕事が出来ない場合でも、設計者に環境的な視点がもっともっと必要だということを思い知らされました。
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半田先生からはたくさんのデータを見せてもらいながら、住宅の性能について話して頂きました。
世界各国のエネルギー消費量の事から、断熱材のからくりなど実務に直結する事まで伺う事が出来ました。
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環境要素(温度、湿度、空気、光、臭いなど)は目に見えないものなので、感じる事が大切だし、データを取るなどして可視化することが大切だ、と言われたことが印象に残りました。

8月は夏休みで、次回は9月22日(日)に「木から考える」というテーマで行われます。





















# by iezukuri-school | 2019-07-29 14:06 | 1年の授業風景 | Comments(0)

第11期2年生 第3回目「石(鉄平石)」

2年生3回目の講義は「石(鉄平石)」です。
講師は福田建築設計事務所 福田隆一先生と日頃石材を多く使っている根來宏典建築研究所 根來宏典先生。現地で案内いただいたのは藤森鉄平石の細田さんです。

鉄平石は古くから住宅でも使われる事の多い国産の石材です。
私たちは全国一の産出量を誇る信州諏訪地方に訪問し、採掘場の他、鉄平石を実際に使った建物の視察を行いました。
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鉄平石は、およそ2400万年前の八ヶ岳の噴火によって生まれました。地下のマグマが地表近くまで上昇し冷えて固まる時に厚さ数センチの層状の「板状節理(ばんじょうせつり)」 と呼ばれる石目が形成されたと言われています。私たちが目にする鉄平石の厚さはその板状節理の厚さによるものです。
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上写真:職人さんが板状節理を見極め手作業で石を層状に割って行きます。

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上写真:「板状節理」分かりますか?

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上写真:鉄平石を使った石屋根の集落視察

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上写真:茅野市にある『神長官守矢資料館』設計は藤森照信氏+内田祥士氏。
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自然素材である石はひとつひとつ異なる為、タイルの様にサンプルと同じ物が現場に納入されてくる訳ではありません。仕上がりも石を貼る職人の技量に大きく左右されてしまい私達の日頃の設計において扱いが難しい側面があります。
しかし、私たちは自然素材からしか生まれない唯一無二の存在感を知っています。
この扱いの難しい自然素材を自由にデザインの現場で使う為には、その素材の事を良く知らなければなりません。今回私たちは産地に赴く事で長年鉄平石に向き合ってきた細田さんや職人さん達から直接教えを請う事が出来る貴重な経験が出来ました。



# by iezukuri-school | 2019-07-27 21:23 | 2年の授業風景 | Comments(0)

第11期3年生 第3回目 「形態(前期)」

2つ目のテーマは泉校長による「形態」です。

3回目の授業「形態」の前半の講義でした。
平面を考えながら、屋根をどうかけるかを考えるというのがテーマです。

先ずはアルバ・アアルトが設計したセイナッツァロの役場のホールについて。
模型や写真を見ながら、屋根の構造、形態について分析していきます。
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街中の軒の納まりについて。
どうしたら、こういう形になるのか、構造について探ります。

明日館の軒の納まりについて。
また、世界の屋根の形状について、
単に気候だけでなく、屋根葺き材の産地や、風土に大きく関わっているようです。
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そして、恒例の課題です。
平屋と一部2階の屋根それぞれ、50題!計100題!
次回につづけよ〜。


# by iezukuri-school | 2019-07-21 21:02 | 3年の授業風景 | Comments(0)

第11期1年生 第二回「構法から考える」

家づくり学校の1年生、第2回の授業が行われました。
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梅雨の季節ですが、傘はささずすみました。場所は自由学園・明日館です。
この日のテーマは「構法から考える」で、studio A の諸角先生、構造家の山田憲明先生お二方に担当して頂きました。
最初に事例を見せて頂きながら、意匠設計者と構造家のコラボレーションで得られる可能性などを伺いました。
その後、今年は4つのグループに分かれて簡単な課題に取り組んでもらいました。
テーマは「7.28M×7.28Mの無柱空間を作る、但し使える材料は6M材、加えて魅力的な空間にすること」というものです。
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事前に「宿題として考えて来て下さい」とアナウンスしていたのですが、模型を作ってくる受講生や材料のパーツを持参する受講生もいて、有意義な時間になりました。
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最後に、グループごとに発表してもらい山田先生と諸角先生に講評してもらいました。
ただ無柱空間を作るのではなく、コンセプトを持って、魅力的な空間を作る可能性を感じる事ができる授業でした。

次回は、7月28日(日)「環境から考える」というテーマで行われます。



# by iezukuri-school | 2019-06-24 17:42 | 1年の授業風景 | Comments(0)

第11期2年生 第2回目「植木」

2年生2回目の講義は「植木」です。 講師は川口通正建築研究所 川口通正先生です。
今回私たちは「植木の街」埼玉県川口市安行を訪問しました。
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実際の植物を見て植物の特性について学び、高木・中木・低木・グランドカバーなど美しい外構を作るための基礎を学びます。
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川口先生が日頃の住宅設計の中で植栽をどのように使っているのか、考え方や具合的な使い方など丁寧に解説頂きました。造園・外構の専門書籍などでは決して学べない貴重な内容です。
残念ながら雨の中の視察となりましたが、川口先生の分かりやすい超実践的な講義に学生達は熱心に聞き入っていました。
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インターネットが普及しどんな情報でも簡単にアクセスできるこの時代に、私たち設計者は本当に自由になれたのでしょうか。外に出て実際に目で見て感じた経験こそが上質な情報として自分の中で蓄積され、実際に設計する場面において役に立つのではないかと思います。私自身そんな事を思う一日となりました。

私たちは1年間の様々な場所を訪れ、設計の実務に役立つ良質な経験を蓄積して行きます。


萱沼宏記 / PLUSdesign


# by iezukuri-school | 2019-06-20 11:43 | 2年の授業風景 | Comments(0)


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