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カテゴリ:3年の授業風景( 40 )

第11期3年生 第?回目 「形態(補講)」

毎年、8月の家づくり学校は授業はないのですが、
3年生のみ形態の「補講」があります。講師は引続き泉校長。
形態2回目は前回の宿題、平屋、2階建てそれぞれ50種類、
計100種の屋根を発表するというもの。
また、その中で、自分の面白いと思ったものを模型にしてきたものを発表します。
この課題、おそらく6期の3年生くらいから始まったと思うのですが、
面白い事に、見た事も無いような「新たな屋根」が出てきます。
そして、得意、不得意が明確にあるのですが、不得意な人も100種の訓練で少しずつ思考回路が開かれていくようです。
伏せ図を書く際に大事なのは屋根の勾配をきちんと表現すること。
特に、二つの図形を噛み合わせた場合の接合部がポイントです。
今年は中庭を設ける「くりぬき派」やアアルトのセイナッツアロを参考に!?「めくり派」が誕生。
宿題はその屋根を使っての課題です。
懇親会でも、人間関係の中間領域の話題で盛上がりました。
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伊澤計画/伊澤淳子


by iezukuri-school | 2019-08-22 14:52 | 3年の授業風景 | Comments(0)

第11期3年生 第3回目 「形態(前期)」

2つ目のテーマは泉校長による「形態」です。

3回目の授業「形態」の前半の講義でした。
平面を考えながら、屋根をどうかけるかを考えるというのがテーマです。

先ずはアルバ・アアルトが設計したセイナッツァロの役場のホールについて。
模型や写真を見ながら、屋根の構造、形態について分析していきます。
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街中の軒の納まりについて。
どうしたら、こういう形になるのか、構造について探ります。

明日館の軒の納まりについて。
また、世界の屋根の形状について、
単に気候だけでなく、屋根葺き材の産地や、風土に大きく関わっているようです。
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そして、恒例の課題です。
平屋と一部2階の屋根それぞれ、50題!計100題!
次回につづけよ〜。


by iezukuri-school | 2019-07-21 21:02 | 3年の授業風景 | Comments(0)

第11期3年生 第2回目「住まいの平面計画(後期)」

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6月9日(日)は、家づくり学校3年生『住まいの平面計画(後半)』の授業でした。前半の授業で、講師の半田雅俊先生より課題が出され、今回はその発表の場。

与えらた条件は全員同じなのですが、ポイントは複数案考えてくること。優秀な設計者って「土地を見ればアイデアが湧いてる」とか「アイデアが天から降ってくる」とか思われているかもしれません。そんな天才もいるかもしれませんが、多くの場合はそうではないかと。やはり時間を掛け、熟慮を重ねていることと思います。アイデアを競うことが目的ではありません。設計力を培うことが目的です。

たくさん考え、たくさん手を動かし、たくさんプランニングしてくること。そういったプランを持ち寄り、発表し、刺激しあい、発想を広げること。たくさん悩んだからこそ、他者のプランの良い所、良くない所が見えてきますし、同様の案であっても、その違いや自分に足りないものに気づいたりするものですね。それがあるからこそ議論が深まりますし、客観的自己評価ができるようになり、自信へと繋がっていくのだと思います。3年生にもなると、お互いの交流も深まっており、意見を言いやすい、受け入れやすい関係になっているのが、この学校ならではの環境のように思います。

設計するには建主がいます。設計者の一方的な思いで進めるわけにはいきません。かといって専門家としての提案がなければ、建主にとっては物足りないものと思います。その狭間で、我々住宅設計者は、どのように設計を進めて行くのか、、、提案力だけではなく、進め方の力が現実的な世界では必要のように思います。そのための力を培っていくには、何が必要か?それは設計者としてのキャリアやパーソナリティによっても異なります。そういったことを考える場でもあったように思います。

by iezukuri-school | 2019-06-10 21:33 | 3年の授業風景 | Comments(0)

第11期3年生 第1回目「住まいの平面計画(前期)」

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第11期家づくり学校が始まりました。5月12日(日)は、家づくり学校3年生『住まいの平面計画(前期)』の授業。講師は家づくりの会の半田雅俊先生。講義と課題提出の前半と、その講評と指導の後半との2回1組の授業。今回はその前半。住まいの変遷を時代ごとに捉え、その進歩のプロセスを分かりやすく解きほぐしてくれました。

まずは日本の町屋や中産階級における住まいの変遷を辿っていきます。明治、大正、昭和(戦前)、昭和(戦後直後)、昭和(戦後)ごとに特徴が見られます。その変化の様相は急激であり、当然それらには理由が伴うはず。技術的なことだけでなく、社会的な要因から考えることも大切です。

近代住宅の先駆者であるフランク・ロイド・ライトにおける平面計画の変遷も解説。半田先生自身は、ライトの弟子である遠藤楽さんの事務所で修行し、またライトがつくった学校『タリアセン』にも留学しており、ライトの建築哲学を深く享受しています。さらに日本における近代住宅の先駆者である藤井厚二、前川國男、清家清、増沢洵、広瀬鎌二、吉村順三、宮脇檀、益子義弘らの平面計画について受講生とともにディスカッションし、その良いところ、良くないところ、その理由を考えていきました。

半田先生曰く「本質は何か」を考えることが大切と言います。その中には、変わるもの、変わらないものあり、何故そうなのか、、、そのためには歴史から学ぶことは大切なことだと思います。最後に、ライトより「弟子への手紙」を紹介してくれました。『自分が生きている時代の生活を理解する。新しい形を探すことが建築家の仕事。私たちは新しい時代に生き、生活しているのだから』と。

根來宏典/根來宏典建築研究所

by iezukuri-school | 2019-05-14 13:12 | 3年の授業風景 | Comments(0)

第10期3年生 第8回「リノベーション」(後期)

3年生8回目の講義は「リノベーション」後半です。
講師は引き続きアトリエフルカワ 古川泰司先生です。

今回の講義はリノベーションの課題として出された実際の住宅に伺い行われました。
改装前の図面と写真の他、クライアントさんからの要望をもとに計画案を考える課題でした。
各々考えて来た計画案を発表していきます。
実際に改装された空間を体験しながら、自分の計画案を見直し考える実践的な経験が出来たのではないかと思います。
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古い建物は構造的な課題を抱えている物が多く、構造改修を考えながら新しい住まいの空間づくりを提案しなければなりません。
また、リノベーション計画では新築計画よりコスト面の優位性も出さないとなりません。
既存建物の全てを改装しようとすると多くの場合、新築以上にコストがかかってしまいます。
既存建物に対して何処まで手を入れるのか、設計者として重要な判断が求められます。
「新築なら面白い案だけど、、、。」リノベーションの現場で何を考えなければならないのか実践的な講評会でした。
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講義の最後に、会場で一緒に発表を聞いてくれていたクライアントさんに感想をお聞きしました。
「私達は新築をする様な“完璧”を求めていた訳ではありませんでした。」中途半端で別に良いのではないかというお話しが非常に印象に残り、リノベーション後の生活の様子もお聞きする事ができました。
設計者が「住み手と一緒に暮らしを考える」重要性が感じられた貴重な講義になりました。

これで3年生の講義は全て終わりました。来年度はいよいよ4年生の「スタジオ」になります。

PLUSdesign 萱沼宏記


by iezukuri-school | 2019-01-23 17:17 | 3年の授業風景 | Comments(0)

第10期3年生 第7回「リノベーション」(前期)

3年生7回目の講義は「リノベーション」についての講義です。
講師はアトリエフルカワ 古川泰司先生です。
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リノベーションという言葉が定着し、様々な場所でよく聞く様になりました。
人口減少・空き家の増加などの社会問題と密接な関係があり、今後ますます大きな意味を持ってくる言葉だと思います。
講義は古川さんの実際のプロジェクトを拝見しながら進み、建物の価値をみつける面白さがリアルに感じられる物でした。
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リノベーションの現場では状況を正しく見極めるチカラが必要です。
新築の時以上に私達設計者の「提案力と技術力」が試される場所なのかも知れません。

今回の課題は実在のプロジェクトにおいて自分の解答を提示して貰うものです。
素晴らしい提案がなされることを期待しています。

PLUSdesign 萱沼宏記



by iezukuri-school | 2018-12-18 14:17 | 3年の授業風景 | Comments(0)

第10期3年生 第6回「環境」(後期)

3年生の講義第6回目「環境」(後期)の講義も引き続き講師はsutudioA 諸角敬先生です。

まず、前回の講義で出された集合住宅の設計課題の発表が行われました。
講評会に泉校長も飛び入りで参加です。
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集合住宅の基本的な法規条件の下で住戸数・面積など同条件での設計にも関わらず、「街との関わり方」、「プライバシー」、「住民コミュニティの考え方」、「光や風の取り入れ方」など様々な工夫を凝らし「敷地・環境」の捉え方が8名の学生さんそれぞれ全く異なった視点での提案がされた事に驚きました。
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次に学生同士でそれぞれの提案に対して意見交換を行い理解を深め、最後に諸角先生がその敷地で実際に建てた集合住宅を通して環境を考えました。
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日頃集合住宅を設計している人にはもちろん、そうでない人にとっても、建物を外部環境から考える重要性と豊かな場所を作り出す可能性を知る良いきっかけになったのではないかと思います。

PLUSdesign/萱沼宏記

by iezukuri-school | 2018-11-19 10:31 | 3年の授業風景 | Comments(0)

第10期3年生 第5回「環境」(前期)

3年生の講義第5回目は「環境」(前期)についての講義になります。
講師はsutudioA 諸角敬先生です。

昨今の異常気象がニュースで話題になり、度々自然環境の変化について身近に考えさせられますが、建物の設計において環境をどう考えるかは非常に重要なテーマです。
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講義では気候や風土、文化、都市、生物など様々な視点から環境に対するテーマを探るものでした。
環境を考える要素は実に多様で、色々なところで「考えるヒント」を見つける事が出来るものだと感じられる示唆に富んだ講義でした。
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今回の課題は諸角先生が実際に集合住宅を設計された敷地において、環境に配慮した集合住宅を設計するものです。
講義の中で様々なヒントを見つけた学生さん達がどの様な提案をしてくるのか次回の講義が楽しみです。

PLUSdesign/萱沼宏記




by iezukuri-school | 2018-10-17 14:25 | 3年の授業風景 | Comments(0)

第10期3年生 第4回「形態」(後期)

3年生の「形態」(後期)の講義がおこなわれました。
講師は引き続き泉幸甫校長です。

今回は講義の前に、泉さんの実作を見学させて頂きました。
まずは泉さんの自宅になります 名作「而邸」
教室での講義だけでなく、こうした実体験を通して形態の講義をして貰う事で学生さん達も理解度が深まったと思います。
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図面も拝見させて頂きました。 皆食い入るように見ています。
図面は凄い描き込み量!!

この時点でもう頭はパンパンなのですが、続いて次は少し規模の大きい実例として集合住宅の「アパートメント鶉」を見学させて頂きました。
16年の歳月によって熟成された豊かな空間が広がる素晴らしい建物でした。
学生さんも「ここに住みたい!」とその場でネット検索。
残念ながら空室はゼロです。
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午後から新宿の工学院大学に場所を移して講義を行いました。
「100の屋根」課題を乗り越え、形態だけでなく用途も入れた設計課題です。
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短期間でまとめる課題ですので荒削りな所もありますが、非常に可能性が感じられる素晴らしい提案が多くありました。

3年生の最大の山場となる形態の課題を終え、有志で新宿「どん底」で反省会を行いました。
皆さん寝不足にも関わらず盛り上がりました。
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次回はstudioaA 諸角敬さんによる「環境」についての講義になります。

萱沼宏記/PLUSdesign


by iezukuri-school | 2018-09-10 14:48 | 3年の授業風景 | Comments(0)

第10期3年生 補講授業「形態」

8月11日(土)に泉幸甫建築研究所 泉幸甫先生による3年生の「形態」について補講授業が行われました。

前回の「形態」(前期)の講義で出された宿題は「屋根の形態100」

100案となるとアイデアを出し尽くし最後なかなか浮かばなかったという人もいれば、逆に最初進まず、途中でコツを掴んで一気に仕上げたという学生さんもいました。
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補講では生徒全員の100案を検証して行きました。
100案の内、初期のシンプルな屋根は問題ありませんでしたが、終盤になると形態が複雑になります。
工夫を凝らして考えてきた屋根もアクソメにしてみると立体として成立していない案も見受けられ形態をまとめる難しさを感じる講義だったと思います。

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立体を証明出来ない案は次回模型を再提出する事に。
別に宿題もあるので忙しい1ヶ月になる事でしょう、、、。
次回の講義は9月8日(土)です。

PLUSdesign/萱沼宏記

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by iezukuri-school | 2018-08-16 14:52 | 3年の授業風景 | Comments(0)


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