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2年生第5回「古材・再生素材」

家づくり学校第6期2年生の第5回見学「古材・再生素材」が10月18日(土)に行われました。

この日は、ここのところ続いていた週末の天候不順もなく、気持ちの良い一日でした。

10:00に松原団地駅に集合後、タクシーに分乗し、埼玉県八潮市にある㈱ギプロに向かいました。

おなじみの白衣一行の到着です。
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ここでは廃石膏ボードのリサイクルを行っていました。持ち込まれる廃石膏ボードの品質や状態により、受け入れ可能なものは破砕と異物除去の工程での厳しい選別工程を経て、石膏粉末と紙に区別してストックし、石膏ボードや紙の原料としてメーカーへ納入しています。

持ち込まれた廃材の保管場所は白く煙っていました。
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新築現場での端材は良い状態で受け入れられ、リサイクル率も良いそうですが、解体現場から出る廃材のリサイクル率は正確には把握できていないということで、さらに行き先不明のものは40%ほどになるとのこと。こうした工場とその処理能力はまだまだ不足しているのが現状ですが、地球環境について、資源の活用という視点から見れば有効だと思うと同時に、適切かつ透明性のある制度運用や情報公開、維持管理の必要性を感じました。
そして、我々が身近に使う石膏ボードのその後の始末について、改めて考えさせられるものともなりました。
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その後、葛飾区へ移動し、古材・古建具を扱っている柳沢商店へ行きました。古材・古建具・古民具など、商店の中にはそれらが手入れをされて溢れんばかりに並んでいました。
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古材には、長い時間を経て醸し出される、簡単につくりだすことは出来ない存在感や風合い、歴史という魅力があります。同時に、運搬や保管、劣化診断など、古材を活用していくにはいくつかのハードルもあるのが事実です。

それでも、古材の利用は伝統や技術の継承、さらに言えば、すでにその渦中にある資源や環境の問題にも寄与することになり、そこから得られるものも小さくはないのだと感じました。



最後に川崎市へ移動し、安井正先生設計の「保科邸」を見学しました。
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どこかの旅館に来たような、新築でありながらも、すでに何年もの歴史が積み重ねられたような空間でした。新しいものと古いものが違和感なく融合されていて、手間ひまはとても掛けられているはずなのに、決して特別なことはしていないのだよと訴えかけてくるように思われる住宅でした。また、住み手の住まい方もとても素敵で、あちこちにこだわりの設えを見ることができました。
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今回伺った場所で、それぞれに人間と社会との関係について考えさせられ、私たちの暮らしが成り立っていく上でのいくつかの課題について考えさせられました。

皆さん、懇親会も含めて今回も大変お疲れ様でした。
次回の見学もよろしくお願いします。

(有)宮野人至建築設計事務所  宮野人至
by iezukuri-school | 2014-10-21 18:02 | Comments(0)

3年生「屋根」の授業(前半)

日曜日は、家づくり学校の授業でした。
今回は第5回目「屋根」がテーマです。
講師は徳井正樹建築研究室・徳井正樹先生です。
また、ゲスト講師として、屋根舞台・小林保先生にも参加して頂きました。

集合は朝9時に、徳井さん小林さんの本拠地である高崎に集合しました。
この日は一日掛けて、屋根と瓦をテーマに見学して行く予定です。
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まずは徳井さん設計の「花扇」というお花屋さんを見学させてもらいました。
「離瓦」という放熱機能を持った軽やかな瓦が特徴の建築です。
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次に訪ねた住宅は「能瓦」という瓦を使っています。
瓦屋根の美しさももちろん、スケール感がとても良く、上品なイメージでした。
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次に訪れたのは徳井さんのご自宅でもある「小坂山の懐」です。
ここで、今回の授業のテーマや目的をお話いただきました。
私は2度目の訪問でしたが、内部外部、そして庭とのつながりなど、本当に素晴らしい住宅です。
受講生も刺激になったと思います。
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駆け足のイメージですが、次に小林さんのご自宅へ。
玄関前に先ほど見学した「離瓦」「能瓦」の実物が、よく分かるように置かれています。
またご自宅の屋根にも採用されています。
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ご自宅をお借りして、受講生に課題を出題してもらいました。
今回は、雨仕舞いについて不安が残った事例に対して、原寸図を描いてみよう、、との内容です。
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盛りだくさんの一日で、課題出題の後、瓦の工場見学、昔の瓦窯の見学、だるま釜の見学と続きます。
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そして最後は、いま話題の富岡製糸場です。
世界遺産の効果で夕方にもかかわらず、とても賑わっていました。
3年前に訪ねたときに比べて、周囲の街も随分雰囲気が変わりました。

これで、屋根の前半の授業は終了しました。
来月は課題の発表と講評を、後半の授業で行います。
お疲れさまでした。

BUILTLOGIC・石黒隆康
by iezukuri-school | 2014-10-14 13:21 | 報告 | Comments(0)

第6期 1年生 第5回「環境から考える」

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日曜日は家づくり学校1年生の5回目の講義がありました。
今回のテーマは「環境から考える」。
講師は 半田雅俊先生と古川泰司先生です。
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古川先生は 日本はエネルギー依存国であるが森林が多く 森には地球環境保全機能があること。
そして緑には快適環境形成機能があることなど 建築を取り巻く環境の話から室内環境の話まで
広い視点でお話しいただきました。
快適さの指標は温度・湿度・照度などがありますが それは相対的で絶対はありえない。
だから自分なりの基準尺度を持つことが大切だ と測定器具を紹介しながら熱く語られていました。
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半田先生は 室内環境をよりよくする試みを実践されていますが
住宅は快適であるべきという基本姿勢と 快適さを数値で把握することの大切さを強調されていました。
設計の試みやご自身の事務所を使った実験もご紹介いただき その探究心は大いに刺激になったことでしょう。

(写真はすべて丹羽修さん撮影です)


村田淳/村田淳建築研究室
by iezukuri-school | 2014-10-09 11:04 | 1年の授業風景 | Comments(0)

4年生コース 中間発表会でした

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すでに先月となりましたが9月28日の日曜日に
第六期4年生コースの中間発表会が家づくりの会事務局で行われました。

4年生コースはひとりの建築家の先生について一年かけて一軒の家を設計してゆきます。
5月に敷地確認とガイダンス。その後、各スタジオに分かれての指導があって、今回はその成果の中間発表になります。

今期は、川口通正スタジオ、本間至スタジオ、山本成一郎スタジオの3スタジオで受講生は学んでいます。スタジオ講師は4年生コース進級希望者からのリクエストで毎年決めています。

最終発表会は来年の2月です。
今回の中間発表の講評を受けて受講生の皆さんは、さらに良い案になるようにブラッシュアップをしていてくださいね。

(4年生コース担当 古川泰司)
by iezukuri-school | 2014-10-03 19:29 | 報告 | Comments(0)


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