人気ブログランキング |

<   2016年 11月 ( 5 )   > この月の画像一覧

第8期 1年生 第6回 「改修から考える」

第6回「改修から考える」のリポートです。講師は、古川泰司先生と丹羽修先生。

b0186729_0211154.jpg

前半は古川先生。現代の「改修」の社会的位置づけについて、各地の事例も挙げながらトータルにお話されました。また改修計画は新築以上に選択肢が多いので、建て主がきちんと順をおって選択できる筋道をつくること、、建て主の生活プランの手助けも担う分野である、、といったお話はとても印象的でした。




b0186729_0221031.jpg

後半は丹羽先生。はじめに、改修をするにあたっての調査について、丁寧に、自ら床下に潜ったり小屋裏へ入ったり、自分の目で確かめしっかりと状況を把握することの大切さをお話されました。次に、手掛けられた様々なお仕事について、様々なエピソードも交えて伺いました。




b0186729_0301425.jpg

改修工事は技術と提案力、そして新築以上に必要なのが建て主からの信頼を得られるきめ細やかな人間力、、、お二人の話からそんなことを感じ、大変勉強になりました。


小野育代/小野育代建築設計事務所
by iezukuri-school | 2016-11-28 07:19 | 1年の授業風景 | Comments(0)

4年生スタジオ訪問〜高野スタジオ編〜

4年生の事務担当・BUILTLOGICの石黒です。
昨日の土曜日、4年生のスタジオを訪ねました。今回は高野スタジオです。
高野先生のHPはこちらをご覧下さい。
遊空間設計室・高野保光
今回は高野先生の事務所では無くて、家づくりの会の事務局を使っての授業でした。
本当は、個人的にも高野先生の事務所を訪ねたかったのですが、、、。残念。
またの機会を待ちたいと思います。
b0186729_11590133.jpg
今期は各スタジオ2名です。
高野スタジオのお二人は、それぞれ模型を持参していて、図面と模型を見ながら、高野先生の指導を受けていました。
先月の授業からどこをどう検討したのか、ブラッシュアップされたのか、
受講生同士も気になる所を指摘し合い、いい時間でした。

最終発表は2月です。
まだ時間はありますが、仕事をしながらの課題ですから、そろそろ細かい所を詰めて行くことになるようです。























by iezukuri-school | 2016-11-27 11:59 | 4年の授業風景 | Comments(0)

第8期2年生 第6回「左官」

b0186729_1635424.jpg

11月12日(土)、家づくり学校2年生「左官」の授業がありました。

講師は、泉幸甫先生。
指南役には、上遠野健吾さん、古川元章さん、清水友宏さんの左官職人お三方。
集まったのは、東中野にある「富沢建材」さんです。
ここは、左官屋さんが材料を買いに集まってくる場所なのですが、
材料だけでなく、人が集まり、情報が集まり、今では左官のメッカと言われております。

左官のお話を聞いた後、左官技法の一つ「掻き落とし」を体験。
基材は、白セメント:石灰=2:1。
セメントは硬化が早く、石灰は硬化を遅らせる効果があるそうです。
b0186729_16839100.jpg

色を付けたい人には、セメント、漆喰、石膏プラスター用の顔料を準備。
粒子が細かく、耐候性・変色・退色に優れ、着色力が強いので、とても便利な材料です。
b0186729_1692481.jpg

各自が仕上がりを思い描きつつ、基材に骨材(土や石)を混ぜて、配合していきます。
b0186729_1693910.jpg

水を少しづつ加えながら混ぜます。
好みでワラを加えても良し。ワラはひび割れ防止の役目も担います。
b0186729_1610863.jpg

木枠に塗り込み、乾かします。時間が掛かりそうなので、ストーブの前で。
みんなのを並べると、色とりどりで、それぞれの個性を感じますね。
左官は水の引き具合が重要で、掻き落としのタイミングを見計らいます。
b0186729_16103821.jpg

乾かしている間は、富沢建材さんの中にある左官展示室を拝見。
左官界の巨匠・榎本新吉監修によるもので、現代を代表する左官職人の作品が展示。
大河ドラマ「真田丸」の題字を左官で描いた挾土秀平さんや、
上遠野さんの師匠・平岡祐紀さんの作品などが飾られています。
b0186729_1612715.jpg

少し時間があるとのことで、素人でもできそうな「漆喰磨き」にも挑戦。
磨きとは、鏝を何度も何度も当てて、表面を密にし、磨き上げる技法。
上手く仕上がると、ピッカピカに光った艶が表現できます。
肌理の細かな石灰クリームを使い、色づけは掻き落としの時と同じ顔料を使いました。
ポイントは、顔料をよ~く混ぜること。そして薄くぬること。
b0186729_16124896.jpg

下塗りの状態で、一度乾かします。みんな個性豊か。
2度塗りの予定だったのです、一度塗りでも大丈夫でしょうとのこと。
鏝は硬いものを使用。あとは磨くのみ。と言いたいところですが、鏝で磨くのは難しい、、、
左官職人さん曰く「手で磨いた方が、綺麗に仕上がりますよ」と、、、
b0186729_16144321.jpg

いよいよ掻き落としの作業。どんな表情が現れるかワクワクします。
掻き落としの道具は、荒々しく仕上げたければ荒々しい剣山、繊細に仕上げたければ繊細な櫛。
道具だけでなく、力加減や櫛の引き方でも表情が変わるのが手に取るように分かります。
b0186729_16154365.jpg

さて、ワークショップで得た成果(掻き落とし、漆喰磨き)を並べてお披露目会。
そして、先生方の講評。磨きが上手くいった人もいますね。
左官の世界、その楽しさに、すっかり魅了されてしまいました。
b0186729_1616844.jpg

根來宏典/根來宏典建築研究所
by iezukuri-school | 2016-11-18 17:08 | 2年の授業風景 | Comments(0)

第8期 3年生 第6回 「形態」後期

さて、3年生の6回目の授業「形態」の講師は引続き校長、泉幸甫先生です。

今回は、泉先生設計の集合住宅「アパートメント惣」の東屋で課外授業からスタート。

お天気も良く、授業をしないで、そのままビールでも飲みたいくらい、心地の良い場所です。

集合住宅の変遷や事業形態、デザインに関しての話しを聞きます。

また、その集合住宅を設計するにあたり、考えた事等。

授業を通して、一人の建築家としての佇まいを垣間みる時間でした。

b0186729_16101055.jpg


その後はいつも通り、工学院大学に行って課題に対する回答の発表です。

b0186729_16161423.jpg


屋根100案!という千本ノックのようなハードな課題でした。

しかしながら、パワフル且つ個性的な案が沢山あり、

時間がいくらあっても足りません。
b0186729_16171317.jpg


回答は学生がどう思考したかの足跡でもあり、個性的でとても絶妙です。

海外の屋根の写真を見せてもらいながら、屋根のデザインはもっと自由で面白くてよい。
と教わったような気がします。

100種の屋根の課題で、屋根に対して少し自由になったところで、
それを使っての設計が課題として出され、次回の補講がきまりました。

今回も授業後、有志で懇親会。
建築の話やたわいのない話で夜は更けてゆきました。

伊澤計画/伊澤淳子
by iezukuri-school | 2016-11-07 16:24 | 3年の授業風景 | Comments(0)

第8期2年生 第5回「古材・再生素材」

b0186729_20563332.jpg

10月22日(土)、講師・安井正先生の引率で「古材・再生素材」の授業に行ってきました。

はじめに訪れたのは新木場にある『東京ボード工業』さん。
パーティクルボードを作っている工場です。
パーティクルボードとは、木材をチップ化し、これを接着剤で再結合させた木材製品。
寸法や価格の安定性に優れており、システムキッチンや収納家具、マンションの置床など、
私たちの暮らしの身近なところで多く使用されている建材です。

その原料となるのが、100%木質系廃材。
型枠、パレット、木製家具、造作端材、フローリング、植木、割りばし、、、
CO2削減や循環型社会の実現という意味では、欠かせない取り組みでもあります。
b0186729_2144037.jpg

届けられた廃材には釘などの金属も交じっております。
それらを丁寧に取り除き、厳ついカッターで粉砕されチップ化、
そしてボード状に固められ、F☆☆☆☆(フォースター)の印字がされ、出荷されます。
b0186729_2111109.jpg

リサイクルやエコというと聞こえは良いですが、
実際にその生産現場に足を運んでみると、シビアな現実を感します。
自分たちの作ったものが、その役目を終えた時のことまで想像しておくことは、
設計者にとっても大切なことだと思います。

昼食は、新木場にある『中島工務店』さんのモデルハウスをお借りして、お弁当タイム。
本社が岐阜県加子母にある工務店で、加子母の木材がふんだんに使われております。
今回の授業とは主旨は異なりますが、とても気持ちの良い住宅を見学させてもらいました。
b0186729_21432646.jpg

続いて訪れたのは、同じく新木場にある『ひでしな商店』さん。
古民家などの解体材を取り扱うお店です。
b0186729_2128342.jpg

店先はなんだか怪しげな装いなのですが、中に入ると、
古材好きにはたまらない夢のような世界が広がっています。
古い建具、欄間、書院、古い民具、、、お宝感満載です!
b0186729_21294661.jpg

店舗から少し離れたところにストックヤードもあり、
そこには大量の柱や梁、板材なども保管しており、そちらも案内していただきました。
古材の元々の使われ方に思いを馳せ、新たな使い方を想像すると楽しくて仕方ありません。
b0186729_21343973.jpg

場所を神楽坂に移し、安井先生が古材、古建具を用いて設計した住宅の見学。
黄色く塗られた鉄骨らせん階段と古建具とが見事に調和しています。
扉の向こうは寝室になります。
b0186729_2152558.jpg

寝室も気兼ねなく見せてくださいました。建主さんが現代アートの作家さんです。
古建具を開けると吹抜になっており、下にはギャラリーを見下ろすことができます。
b0186729_21525456.jpg

住宅建学の後は、そちらの建主さんが、神楽坂の路地裏散策へと導いてくださいました。
最後は、夜の赤城神社(設計:隈研吾)を見学。歴史とモダンが融合する建築です。
b0186729_21563778.jpg

そして、安井先生計らいのもと、古民家を利用した食事何処で懇親会。
楽しく濃密な一日を経験させていただきました。
b0186729_21574892.jpg

根來宏典/根來宏典建築研究所
by iezukuri-school | 2016-11-04 22:13 | 2年の授業風景 | Comments(0)


NPO法人・家づくりの会が運営する「家づくり学校」の専用ブログです


by iezukuri-school

プロフィールを見る
画像一覧
更新通知を受け取る

S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30

外部リンク

検索

カテゴリ

全体
お知らせ
1年の授業風景
2年の授業風景
3年の授業風景
4年の授業風景
特別構造ゼミの授業風景
イベント
報告
未分類

以前の記事

2019年 11月
2019年 10月
2019年 09月
2019年 08月
2019年 07月
2019年 06月
2019年 05月
2019年 04月
2019年 03月
2019年 02月
more...

最新のコメント

管理人iezukuri-..
by タウンライフアフィリエイト運営事務局 at 16:34
突然のご連絡失礼致します..
by タウンライフアフィリエイト運営事務局 at 13:55
第一期、第二期では、八戸..
by iezukuri-school at 17:00
寒い中現場公開に来ていた..
by 藤原昭夫 at 10:43
藤原さんには、新年早々、..
by 小疇友子 at 10:37

記事ランキング

ブログジャンル

スクール・セミナー
建築・プロダクト

画像一覧