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10期1年生 第7回「コストから考える」

今年最後の講義は「コストから考える」、家づくりの会から杉浦充先生と、ゲスト講師として杉浦先生と数多く仕事をしていらる江中建設の江中社長に講義していただきました。

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アトリエ事務所の設計は、どんな工務店さんでも施工できる訳ではありません。その土地に、住まう人の一品の家を建てるために、設計事務所では、数多くの図面を描きます。その図面をコミュニケーションにして、コストを割り出していく、そういった作業を工務店は積算、という形で行います。

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江中社長からはコミュニケーションツールになる図面を、工務店側がどう読むか、現場、土地を調査する際、コストとして考えていく部分はどこか?

杉浦先生からは、設計全体のことから、不利な条件を逆手に取り、デザインに昇華させる技術やポイント、また施工者とのコミュニケーションのタイミングなど、、。

両先生から、お互いがある節度を持ちながら、いい建築をつくる仲間としてのコミュニケーションを、具体的に学ぶことができました。

次回は1月13日「生き残るためには」です。今年はお疲れ様でした。


小野育代建築設計事務所/小野育代



by iezukuri-school | 2018-12-29 16:55 | 1年の授業風景 | Comments(0)

特別構造ゼミ 第7回目

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12月22日、特別構造ゼミ第7回目の授業が行われました。

体験的に構造を学ぶという課題に立ち向かってきた受講生たち。そもそも構造が解らないから受講しているのだと思われますが、楽しみつつも、気付けば構造に対する理解力が高まっていることを感じ取っているのではないでしょうか。。。

軸の組み方には多様性があり、力の流れを読み取ることにより、軸を操る直感力が付いてきたことかと思います。ところで本当に理解できているのか、、、それは応用へと展開できる理解なのか、、、今回の授業は、そういったことがテーマだったように思います。
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軸の組み方によって、梁一本一本への負担が変わってくるのは当然のことですが、スパン、床の負担幅、選定材のヤング係数、たわみ目標などの設定から自在に梁成を求めれるようになれば、合理性や現実性はもちろんのこと、求める空間の美しさと合わせて設計検討できるようになる訳ですね。

そういった力が付くように演習を交えながら解説してくれる山辺豊彦先生。質疑に丁寧に応え、一人一人の理解力を高めてくれる山辺事務所の馬場先生と櫻井先生。軸組の基礎知識に始まり、見落とされがちな仕口の断面欠損やめり込みの考え方まで。

本ゼミ、残すところ、あと一回となりました。お三方の熱心な指導のお蔭で、楽しく達成感のある授業となっております。

根來宏典/根來宏典建築研究所

by iezukuri-school | 2018-12-27 10:54 | 特別構造ゼミの授業風景 | Comments(0)

10期1年生 第6回「歴史から考える」

少し報告が遅くなりましたが、11月25日(日)「歴史から考える」の講義は、高速バスにて埼玉県熊谷市と栃木県足利市を訪れました。講師は山本成一郎先生、石黒隆康先生です。


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現代建築はわかりやすいので、建築関係の人達は語りやすく評価しやすいですが、古建築については建築にたずさわっていても語ることは難しいものです。しかし「知識や見る目を養うことで評価ができるようになり、建築の奥深さを学ぶことができる、、、」山本先生の講義はバスの中から始まりました。故きを温ねて新しきを知る、、秋晴れの絶好の見学日和で1日どっぷりと古建築に浸かりました。


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熊谷市の歓喜院(かんぎいん)は2012年に国宝に指定されました。色漆の彩りが現代の職人の手で蘇った建築です。


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栃木県足利市では、国宝・鑁阿寺を見学、垂木の掛け方の違いから様式を学んだり、どこからどこが増築部分か?などなど、一人で見学しても気がつかないことを知り、

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家づくり学校、、ということで隣接する日本最古の学校、足利学校へも足を伸ばし、


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最後は山本先生設計の昭和保育園を、見学させていただき、帰路へつきました。帰りのバスの中でも学生さんからの感想や質疑への応答をしていただいたり、建築の話で盛り上がりました。

小野育代建築設計事務所/小野育代













by iezukuri-school | 2018-12-25 21:35 | 1年の授業風景 | Comments(0)

10期2年生 第7回「瓦」

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12月15日(土)家づくり学校2年生の7回目『瓦』の授業がありました。行き先は群馬県西部。引率講師は家づくりの会の徳井正樹先生、世話役は屋根舞台の小林保さんです。

まず向かったのは『富岡商工会議所』。2018年4月竣工、設計は手塚建築研究所。内部は菱形の木軸で組まれた斬新な空間なのですが、屋根には瓦が葺かれ、街並みと調和しています。隣には白い蔵。旧呉服問屋の袖蔵をリノベーションし、ギャラリーとして商工会議所と一体的に活用。立派な鬼瓦と棟瓦の意匠が粋。新築の商工会議所の方は近代的な瓦、蔵リノベの方は近代的な瓦をだるま窯に入れて一手間加えた瓦。その両方を横並びに見れたのは良い機会でした。
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続いて『富岡製糸場』。言わずと知れたと世界遺産&国宝。明治5年創業、棟長100m超の木骨煉瓦造も魅力なのですが、今回の目的は瓦。現在、西置繭所が改修中。幸いなことに、その様子を間近で見ることが出来ます。その屋根の改修に当たっているのが、今回の勉強会の世話役・小林さんたち。文化財というのは伝統を残す意義もありますゆえ、その技術が不合理であっても守らねばなりません。それゆえの難しい側面もあるようですが、学ぶことも多く、そんな生のお声を聞く機会に恵まれました。
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場所を甘楽郡甘楽町に移して『Gallery 瓦窯』。こちらでは瓦の製造小史を学びます。甘楽町を拠点とした「新屋根開拓集団 屋根舞台(2000年結成)」という瓦職人と建築家で構成する集団があります。日本の伝統的な素材である瓦を、現代の住まいや暮らしの中に取り入れて行こうと提案している集団なのですが、その瓦産業の歴史を伝えるギャラリー。こちらは昭和40年代に活躍した煉瓦造瓦窯のトンネル。トロッコに乗って内部を見学。群馬県西部は藤岡瓦で知られる瓦の産地。富岡製糸場が出来た明治時代に飛躍しましたが、戦後は量産瓦に押され、窯の火は消えて行ったそうです。その3代目、4代目が、いま熱い思いを持って立ち上がっています。
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瓦の魅力を訪ねて、前半は公共的なもの、歴史的なものでしたが、後半は現代における住まいの事例を巡りました。世話役の小林さんのご自宅を見学。屋根はもちろんのこと、外壁にも瓦、土間にも瓦、飛石にも瓦、和室の炉縁や床の間にも瓦、薪ストーブの足元や背面にも瓦。瓦三昧なお宅。瓦の家というと和風といいますか、、、これだけ瓦を使うとコテコテといいますか、、、となりがちですが、センス良くまとめられており、上品な住まいを拝見。これでもか!という瓦量に圧倒。屋根だけでなく様々な部位にも使える瓦たちに魅了されました。
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こちらは屋根舞台の方々が復活させた「平成だるま窯」。昭和40年代までの500年間、瓦製造を担った「だるま窯」の平成復刻窯。だるまさんが座禅を組んでいるように見えることが名前の由来だそうです。形だけの飾り物ではなく、実際に瓦を生産をする窯。2005年に完成。一度に950枚の瓦が焼けるそうです。ちょうど焼き上がった瓦を窯から出している場に立ち会うことができました。効率化による量産瓦は高度な技術の進歩なのですが、だるま窯で焼かれた瓦には力強さと素朴な味わいを感じることができます。

続いて高崎市に場所を移し、引率講師の徳井さんの最新作を見学。個人宅なので写真は控えますが、素晴らしい住まいでした。
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最後は徳井さんのご自宅を見学。築24年、屋根には達磨窯で焼かれた瓦が葺かれています。一日歩き回った瓦を巡る旅、ここでは腰を据えて質問会。徳井さん、小林さんの両氏が、これまでの歩みから始まり、技術的なことまで。熱い思いを持って力説してくれました。

根來宏典/根來宏典建築研究所

by iezukuri-school | 2018-12-21 20:52 | 2年の授業風景 | Comments(1)

スタジオ訪問・諸角スタジオ編

4年生の事務担当、石黒です。
先日、諸角スタジオを見学してきました。この日は諸角さんの事務所ではなく「家づくりの会」の市ヶ谷ギャラリーで開かれていました。
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発表まで2ヶ月を切っていて「自分の設計意図をきちんと発表できて、相手に分かるように伝えるのも大事、、」ということで、そんな練習もしていました。
今回は、工務店がモデルハウスとして採用したくなるような家、ということなので、プレゼンテーションもかなり大事なんだと思います。

BUILTLOGIC・石黒隆康


























by iezukuri-school | 2018-12-21 10:38 | 4年の授業風景 | Comments(0)

第10期3年生 第7回「リノベーション」(前期)

3年生7回目の講義は「リノベーション」についての講義です。
講師はアトリエフルカワ 古川泰司先生です。
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リノベーションという言葉が定着し、様々な場所でよく聞く様になりました。
人口減少・空き家の増加などの社会問題と密接な関係があり、今後ますます大きな意味を持ってくる言葉だと思います。
講義は古川さんの実際のプロジェクトを拝見しながら進み、建物の価値をみつける面白さがリアルに感じられる物でした。
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リノベーションの現場では状況を正しく見極めるチカラが必要です。
新築の時以上に私達設計者の「提案力と技術力」が試される場所なのかも知れません。

今回の課題は実在のプロジェクトにおいて自分の解答を提示して貰うものです。
素晴らしい提案がなされることを期待しています。

PLUSdesign 萱沼宏記



by iezukuri-school | 2018-12-18 14:17 | 3年の授業風景 | Comments(0)


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